両親へ交通費込みの旅行をプレゼントする方法|予算別の贈り方と注意点

両親へ交通費込みの旅行をプレゼントする方法|予算別の贈り方と注意点

還暦や古希、退職祝い、母の日・父の日などの機会に、両親へ旅行をプレゼントしたいと考える方は多いはずです。

ただし、宿泊券だけを贈ると「新幹線代や飛行機代は結局、親の自己負担になるのでは」と不安になる方も少なくありません。

結論から言うと、交通費まで確実に贈り手が負担したい場合は、新幹線や飛行機がセットになった旅行パッケージを贈り手が予約する方法が1番わかりやすい選択です。

一方、行き先や日程を両親自身に選んでほしい場合は、旅行券、現金を組み合わせる方法が向いています。

この記事では、交通費込みで旅行を贈る3つの方法を、交通費込みの確実性・自由度・親の手間・予算という共通の軸で比較しました。

あわせて、予算別に贈れる旅行の目安、高齢の両親に配慮した選び方、キャンセルや有効期限の注意点も解説します。

目次

両親への旅行プレゼントに交通費を含めるには3つの方法がある

両親への旅行プレゼントに交通費を含めるには3つの方法がある

「交通費込みで旅行を贈る」方法は、大きく分けて3つあります。

  1. 交通手段付き旅行パッケージを贈り手が予約する
  2. 旅行券・旅行会社のギフトカードを贈る
  3. 宿泊カタログギフトと交通費を別に贈る【当サイトおすすめ!】

このうち、贈り手が交通費までまとめて確定させられるのは①の方法です。

②は「交通費にも使えるお金や券」を渡す方法であり、実際に交通費へ充てるかどうかは最終的に両親の判断に委ねられます。

③は多くの場合、交通費が含まれないため、別の方法で交通費のみを贈る必要があります。

3つの贈り方の比較表

贈り方交通費込みの確実性予約の主体自由度有効期限予算の目安(2人分)
交通手段付き旅行パッケージ高い贈り手低い(行き先・日程を贈り手が決める)商品ごとの予約規定に準拠10万円前後〜
旅行券・旅行会社のギフトカード高い(発行会社の取扱商品に限る)予約は両親が行う高い商品による(無期限の商品もある)3万円前後〜
宿泊カタログギフト+交通費を別贈呈交通費部分は別途対応が必要予約は両親が行う高い商品による(無期限の商品もある)3万円前後〜10万円超+交通費実費

特に注意したい2つのポイント

1点目は、交通費込みの確実性です。

交通費を確実に負担したいなら「交通手段付きのパッケージ」を選びましょう。

旅行券や現金は、交通費にも宿泊費にも使える金額として渡すものなので、実際に交通費へ使うかどうかは両親の判断次第になります。

カタログギフトは宿泊費のみが対象で、交通費はそもそも含まれていないため、交通費まで負担したい場合は現金やギフトカードを別に用意する必要があります。

2点目は、旅行パッケージを贈り手が代理で予約できるかどうかは、会社によって規約が異なる点です。

例えば日本旅行の「JR楽パック 赤い風船」は、申込者と旅行者が異なる代理申込みを認めていません。

一方、JR東海ツアーズの「EX旅パック」は、契約責任者(会員本人)が旅行に同行しなくてもよいと旅行条件書に定められています。

①旅行と交通手段が一緒になったパッケージを贈る

①旅行と交通手段が一緒になったパッケージを贈る

交通費を贈り手側で完全に確定させたい場合、新幹線・飛行機・宿泊がセットになった旅行パッケージを、贈り手自身が予約して両親にプレゼントする方法が1番確実です。

新幹線と宿泊がセットになったプラン

JR東海ツアーズの「EX旅パック」のように、新幹線と宿泊施設をセットにして申し込めるプランがあります。

出発駅・行き先・宿泊施設を選んで予約し、旅程表やクーポンを両親に渡す形でプレゼントできる商品です。

ただし、贈り手が名義人となって予約し、両親だけで旅行する形にできるかどうかは「贈り手が予約する場合の注意点」の章で詳しく記載していますので、あわせて確認してください。

また、両親が新幹線に乗車する際は、交通系ICカードなどを事前に登録しておく必要がある場合があるため、乗車方法もあわせて確認しておきましょう。

飛行機と宿泊がセットになったプラン

「HIS」「JAL」「ANA」などが扱う「ダイナミックパッケージ」と呼ばれる、航空券と宿泊をまとめて予約できる商品も選択肢になります。

新幹線のパッケージと同様に、申込者(贈り手)と実際に搭乗する人(両親)が異なる場合の扱いは、会社によって差があるため注意しましょう。

HISの国内ツアーは、オンライン予約でも申込者と参加者が異なる予約に対応しています。

贈り手が自分の会員情報でログインしたうえで、実際に旅行する両親の氏名・性別・生年月日を正確に入力すれば申し込めます。

ただし、予約完了後の訂正は原則できないため、入力内容に誤りがないか慎重に確認しましょう。

「JAL」「ANA」が選べる「Yahoo!トラベル」も、贈り手による代理予約が可能なため、両親に航空券付きの宿泊を贈ることができます。

JTBの国内ツアー(飛行機+ホテル)は、オンライン予約では申込者と搭乗者が異なる代理予約を受け付けていませんが、予約者が両親と同行すれば、旅行を贈ることができます。

宿泊付きバスツアー

「HIS」や「読売旅行」などが扱う宿泊付きバスツアーは、交通・観光・食事をまとめて贈れ、旅行計画や現地移動の負担を減らせる点がメリットです。

一方で、集合・解散の時間や訪問先が決まっているため、個人旅行に比べると日程や行程の自由度は下がります。

集団行動が苦手な方や、自分たちのペースで観光したい方には向かないこともあるため、両親の好みを確認しておきましょう。

申し込み前には、日帰りか宿泊付きか、集合場所が自宅から近いかを確認しておくと、当日のイメージがつかみやすくなります。

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贈り手が予約する場合の注意点

旅行パッケージを贈り手が代理で予約する際、見落としやすいのが「代理予約が認められているかどうか」です。

会社によって条件が異なり、規約に明記がない場合もあります。

確実に確認したいときは、予約前にカスタマーサポートへ「贈り手が契約者・名義人として申し込み、旅行当日は両親だけで参加できるか」を具体的に問い合わせるとよいでしょう。

曖昧なまま予約すると、当日になって本人確認や搭乗手続きでトラブルになる可能性があるため、書面やメールでの回答を残しておくと安心です。

②旅行券・ギフトカードで贈った金額内で旅行をしてもらう

②旅行券・ギフトカードで贈った金額内で旅行をしてもらう

行き先や日程を両親自身に決めてほしい場合は、旅行券や旅行会社のギフトカードも選択肢になります。

旅行券で交通費と宿泊費を支払えるか

JTBの「JTBトラベルギフト」は、3,000円から50万円まで1円単位で金額を設定できるカード型の旅行券で、JTB公式サイトが扱う国内外ツアーや宿泊、添乗員同行ツアーなどの支払いに利用できます。

日本旅行には、紙型の「ギフト旅行券」(1,000円・5,000円・10,000円の3種類の額面)と、カード型の「旅行ギフトカード」(10,000円から50万円まで1,000円単位で設定可能)の2種類があります。

いずれも日本旅行が扱う旅行商品であれば交通費・宿泊費のどちらにも利用できますが、JR・私鉄・航空の回数券や一部のインターネット専用商品は対象外です。

旅行券・ギフトカードを選ぶときの確認項目

旅行券・ギフトカードを選ぶ際は、次の項目を確認してください。

  • 交通費・宿泊費のどちらにも使えるか(一部商品では対象外の商品がある)
  • 有効期限(JTBトラベルギフトは1年または10年、日本旅行のギフト旅行券・旅行ギフトカードは無期限など、商品によって差がある)
  • 全国の店舗で使えるか、特定の旅行会社に限定されるか
  • お釣りが出るか、不足分を現金で追加できるか
  • 郵送で受け取る場合、送料や手数料が別途かかるか(店舗受け取りなら不要な場合が多い)

有効期限や対象範囲は商品ごとに細かく異なるため、贈る前に必ず公式サイトまたは店舗窓口で最新の条件を確認してください。

③宿泊カタログギフト+別途で交通費を贈る【当サイトおすすめ!】

③宿泊カタログギフト+別途で交通費を贈る【当サイトおすすめ!】

「旅行カタログギフト」と聞くと、交通費まで含まれていると思われがちですが、実際には多くの商品が宿泊費のみを対象としており、交通費は含まれません。

一方で、カタログギフトには「両親が自分の好きな施設を選べる」という、交通手段付きのパッケージにはない魅力があります。

本章では代表的な3ブランドの特徴を紹介します。

「EXETIME」は全国27,000施設以上の名旅館・名ホテルから選べる

EXETIME(エグゼタイム)」は、加賀屋や帝国ホテル大阪など、一度は泊まってみたい名旅館・名ホテルを中心に、全国27,000施設以上の宿泊・レストラン・レジャー施設から選べるカタログギフトです。

価格帯はViolet(17,160円)からPlatinum(116,600円〜349,800円)まで5段階あり、還暦祝いや退職祝い、結婚内祝いなど人生の節目の贈り物として使われています。

有効期限は180日ですが、有料オプション(2年:+2,200円、無期限:+4,950円)で延長できるため、両親の予定に余裕を持たせたい場合は、期限を延長すると良いでしょう。

「エグゼタイム」の詳しいコース内容やレビューは、以下の関連記事もあわせてご覧ください。

「たびもの撰華」は還暦祝いなど18の贈答シーンから選べる

たびもの撰華」は、JTBが運営する旅行カタログギフトで、掲載されている宿泊施設は、旅行のプロであるJTBが厳選した施設のみで、安心感があります。

桜・楓・椿など8つのコースがあり、3,960円~110,660円まで価格帯を選べます。

商品引換の申込期限はカタログ発送日から1年で、エグゼタイムの基本期限(180日)より長めです。両親がじっくり選びたいタイプでも安心ですが、選択肢が多い分、決めきれないまま期限が近づいてしまうこともあるため、案内状に「気に入った施設が見つからないときは早めに相談してほしい」と一言添えておくとよいでしょう。

詳しいコース内容は、以下の関連記事も参考にしてください。

「SOW EXPERIENCE」はユニークな宿泊施設も選べる

「SOW EXPERIENCE(ソウ・エクスペリエンス)」は体験ギフトのイメージが強いブランドですが、宿泊を中心とした旅行系のギフトシリーズも用意されています。

「こんなところに泊まれるギフト」(駅舎や牧場などの非日常的な宿泊施設、31コース・18都道府県対応)や、「海辺の温泉旅ギフト」(温泉宿での1泊2食付き)など、宿泊メインのコースから選べます。

価格帯は6,270円から115,500円程度まで幅があり、還暦祝いや退職祝いなど人生の節目の贈り物として使われています。

全国の駅舎や牧場を改装した宿など、他の2ブランドにはない個性的な宿泊施設が選べる点が特徴です。

体験有効期限は発送日から6か月で、延長はできません。

予約が必要なプランは期限の2週間前までに予約する必要があるため、他の2ブランドより早めに両親へ声をかけておくと安心です。

ロッジなどユニークな宿泊施設が中心のため、決まった温泉旅館のようなオーソドックスな宿を希望する場合は、「たびもの撰華」や「エグゼタイム」の方が選びやすいこともあります。

詳しくは以下の関連記事もご覧ください。

交通費を別に渡す方法

カタログギフトの魅力(両親が自分の好きな宿泊施設を選べる自由度)を活かしつつ交通費もカバーしたい場合は、次のような組み合わせが考えられます。

  • 現金を「交通費として」封筒やカードに添えて渡す
  • 旅行会社のギフトカードを追加で贈り、交通費に充てられるようにする
  • 電子マネーや銀行振込で交通費分を別途送る

この場合、カタログギフトの案内状に「交通費は別に用意している」旨を書き添えると、両親が金額の使い道に迷わずに済みます。

予算別|両親にプレゼントできる旅行の目安

予算別|両親にプレゼントできる旅行の目安

旅行にかかる費用は、出発地・行き先・時期によって大きく変わります。

以下は両親2人分を想定した一般的な目安ですので、予算で迷っている方は参考にしてみてください。

予算(交通費込み2人分)想定できる旅行の目安注意点
3万円前後近距離の日帰り旅行、バスツアー、近場の温泉宿泊の一部負担宿泊込みにすると交通費の余裕がなくなりやすい
5万円前後近距離の1泊旅行、平日利用の交通+宿泊土日・繁忙期は追加料金が発生しやすい
10万円前後国内1〜2泊の交通付き旅行出発地が遠方だと交通費の比重が大きくなる
15万〜20万円以上遠方への国内旅行、連泊、グレードの高い宿泊施設時期・出発地によっては海外旅行という選択肢も候補になる

表からわかるとおり、同じ予算でも近距離か遠方か、平日か土日・繁忙期かによって、実現できる旅行の内容は変わります。

交通費は出発地からの距離に比例して増えるため、予算内に収めたい場合は近距離の行き先や平日の利用を検討するとよいでしょう。

両親への旅行プレゼントで失敗しないためのポイント

両親への旅行プレゼントで失敗しないためのポイント

旅行をプレゼントするときの失敗は、贈り方そのものよりも、日程の決め方や事前確認の甘さから起こりがちです。

本章では、サプライズと事前確認のバランス、体調・移動面での配慮、申し込み前に見落としやすい契約条件、検討を始めるタイミングという4つの観点から、失敗を避けるためにできることを解説します。

日程を完全なサプライズにしない

サプライズで日程や行き先まで決めてしまうと、両親の予定や体調と合わず、結果的に負担をかけてしまうことがあります。

旅行を贈ること自体はサプライズにしても、日程・体調・希望する行き先だけは事前に確認しておくと、失敗を避けやすくなります。

事前に確認しておきたい質問の例は次のとおりです。

  • 行ってみたい場所はあるか
  • 温泉と観光ならどちらがよいか
  • 何泊くらいが疲れにくいか
  • 新幹線と飛行機ならどちらが楽か
  • 長い距離を歩く旅行でも問題ないか

体調と移動距離への配慮は個人差を前提に考える

高齢の両親といっても、体力や移動への不安には個人差があります。

「高齢だからこの方法しか選べない」と決めつけず、乗り換えの回数、駅・空港から宿泊施設までの距離、歩く時間の長さを本人に確認したうえで、無理のない移動手段を選びましょう。

両親がインターネット予約や旅行そのものに慣れている場合は、この限りではありません。

乗り換え回数が少ないルート、添乗員付きでサポートが受けられるツアー、電話や店舗で相談しながら予約できる旅行券などは、インターネット予約に不慣れな方や移動に不安がある方に向いています。

申し込み前に確認したい5項目

キャンセル・変更条件、有効期限、追加費用など、見落としやすい項目をまとめました。

申し込み前に以下の5点を公式サイトまたは窓口で確認しておくと、当日までのトラブルを避けやすくなります。

  1. 日程変更ができるか、できる場合は手数料がかかるか
  2. キャンセル料が発生するタイミング(何日前からか)と払い戻しの有無
  3. 有効期限に余裕があるか(気に入った日程が見つからないまま期限切れにならないか)
  4. 繁忙期(GW・お盆・年末年始など)の追加料金や対象外の有無
  5. 贈り手が予約を代行できるか、両親が予約する必要があるか

早めの検討で選択肢を確保する

交通付きパッケージや添乗員付きツアーは、繁忙期ほど希望の日程が埋まりやすくなる傾向があります。

記念日が決まっている場合は、できるだけ余裕を持ったスケジュールで検討を始めると、選べる日程や宿泊施設の幅を確保しやすくなります。

両親への交通費込み旅行プレゼントに関するよくある質問

宿泊券だけで交通費も支払えますか?

商品によります。多くの宿泊カタログギフトは交通費を含んでいないため、交通費まで確実に負担したい場合は、現金やギフトカードを別に用意するか、交通付きの旅行パッケージを選ぶ必要があります。

旅行券はいくら分贈ればよいですか?

必要な金額は行き先や交通手段によって変わるため、一律の金額を断定することはできません。本記事の「予算別の目安」を参考に、両親が希望する行き先の交通費・宿泊費を大まかに調べたうえで検討してください。

両親に現金を渡すのは失礼ですか?

現金そのものが失礼というより、渡し方の工夫次第です。金額だけを渡すのではなく、「旅行資金として使ってほしい」という手紙や招待状を添えると、気持ちが伝わりやすくなります。

兄弟姉妹で費用を分担する場合、どのように進めればよいですか?

代表者を1人決め、その人が旅行会社や店舗とのやり取り・決済の窓口になる方法がシンプルです。他の兄弟姉妹は、決めた金額を代表者へ事前に送金しておくと、直前の調整を減らせます。

高齢の両親でも利用しやすい方法は?

乗り換え回数が少ない、添乗員付きでサポートが受けられる、電話や店舗で相談しながら予約できるといった商品は、インターネット予約に不慣れな方に向いています。ただし、体力や希望には個人差があるため、本人に希望を確認したうえで選ぶことが大切です。

まとめ

両親への旅行プレゼントで交通費まで負担したい場合、判断基準は主に次の3点に整理できます。

  1. 交通費込みの確実性を重視する
    交通付き旅行パッケージを贈り手が予約するか、家族旅行として同行する方法が向いています。ただし、代理予約が認められるかどうかは会社によって異なるため、申し込み前の確認が欠かせません。
  2. 行き先や日程の自由度を重視する
    旅行券・旅行会社のギフトカードや現金を組み合わせる方法を選ぶとよいでしょう。
  3. カタログギフトを使いたい場合
    交通費が含まれないことが多い点を踏まえ、現金やギフトカードで別途補う前提で検討しましょう。

どれか1つに決めきれない場合は、カタログギフトで両親に好きな宿泊施設を選んでもらい、交通費分は旅行券やギフトカードや現金で別途用意しておく組み合わせがおすすめです。

会社ごとに条件が異なる代理予約の手続きを気にする必要がなく、両親の希望も尊重しながら交通費まで確実にカバーできるため、自由度と確実性のバランスを取りたい方に向いています。

いずれの方法を選ぶ場合も、日程・体調・希望する行き先だけは事前に確認し、キャンセル・変更条件や有効期限は公式サイトで最新の内容を確かめてから申し込むことが、失敗を避けるポイントです。

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